2015年8月26日

ボトックス治療はワキガにも効果があった?-そのメカニズムと特徴-

神経伝達物質に影響することでのワキガ治療

本来人体に有害なボツリヌス菌を無毒化させ、薬として使えるようにしたのがボトックスですが、このボトックスには人間の神経の末端に影響を及ぼす効果がありますが、その効果を利用してボトックスは小顔治療やシワ鳥など様々な美容治療の現場で使用されています。その中でも近年特に注目されているのがワキガ治療です。今回はボトックス注入によるワキガ治療のメカニズム、そのメリットとデメリット、そして具体的な費用についてご紹介いたします。汗腺の一つであるアポクリン腺から出た汗は、皮脂腺から出た汗と混ざった後、雑菌によって体脂肪酸やアンモニアなどに分解されます。これが発する臭いがワキガ臭となるわけですが、ボトックスによるワキガ治療は神経の末端で発汗を促している神経伝達物質の分泌をボトックスが抑え、発汗と同時にワキガの原因をも抑制することで行われます。

シンプルな手順という利点、限定的な効果という欠点

ボトックスによるワキガ治療には、メリットとデメリットがあります。まずメリットについて紹介すると、やはり体を切開するなどの複雑な手順がなく、基本的に注射だけで行われる治療であるということでしょう。この特徴ゆえに治療後外科手術のように体に目立つ傷跡が付くこともないですし、レーザー治療などと違って術後に炎症がおきたりすることもないので、治療の後すぐに日常生活に戻ることができます。一方でメリットとしては、外科手術のようにワキガの原因自体を取り除く治療法ではないので、3カ月、長くて半年で効果が失われてしまい、ワキガが再発する可能性が生じると言うことが挙げられます。「シンプルな手順で行われ、術後に問題も生じにくい分、効果が限定的である」ということが、他のワキガ治療と比べて場合のボトックス治療の特徴であると言えるでしょう。

病院、医薬品などで変わるボトックス治療の費用の相場

ボトックス治療は上記のとおり外科手術などと比べて手順がシンプルなので、その分比較的安価な費用で治療を受けることができます。外科手術によってワキガを治す場合、20万円~40万円の費用が必要となりますが、ボトックス注射でワキガを治療する場合10万円から15万円で済みます。しかし具体的な費用は病院によってだけでなく、使用する医薬品の種類によっても異なります。医薬品によっては万単位で差が出たりしますので、病院だけでなく医薬品も慎重に選ぶことをおすすめいたします。

ボトックス注射は薬剤の効能によって筋肉の収縮作用を弱めて肌のシワや弛みを解消する効果があります。手軽に美肌を保つことが出来ますが、効果を持続させるためには継続して注射を行う必要があります。